結論から言えば1回戦負け。
相手はジュリオ・アルマンド選手(アンドロバタタBJJ)。
相手は組んだ瞬間引き込む。私はそれに合わせて片足担ぎに行ける、絶好の組み手に。
この組み手になると案外返されにくい。いわゆる塩漬けポジションである。
「どうだ、動けないだろ、えぇ!?」私は心の中で呟いた。
「まあ、こっちも動けないんだけどな!!」再び心の中で呟いた。
しかしここは世界選手権、心の中とは言え、アホな事を呟いてる場合ではない。
塩漬けポジションでもあるが、このポジション、絶好の担ぎ&噛み付きパスに行ける。
攻めまくるも、相手は何というか、暖簾に腕押しというか、ふわふわしていて何となく受け流される。
非常に動きが柔らかい。金子竜也とは、えらい違いである。
しばしお互い膠着。このままではルーチ(膠着注意)が来てしまう。いったん離れてポジションを取り直そうとしたとき、三角絞めが来た。
しっかりガードしてすぐに相手の足を抜くも、何故かアドバンテージが相手に入る。
全く効いてなかったのだが、長い足がいわゆる三角形の形になり、審判からは入っているように見えたのだろう。
気づけば残り1分。何であれ、攻めねば負けてしまう。必死に攻めたところ、相手に上手く足を掴まれひっくり返され2ポイント。
同時にブザー。
こうして私の世界選手権初挑戦が終わってしまった・・。
まあ、残念な結果になってしまった初挑戦である。
でも、負けて言うのもなんだけど、相手との差もそんな感じなかったし、とても楽しかったし気持ちよかった。来年も挑戦したいですね。仕事次第になってしまいますが・・。
さて、試合後はただの観客と化して観戦。
画像はヒクソンと、息子のクロン。
マイケル・ランギ選手とブルーノ・マルファシーニ選手。
とても気さくに写真を撮らせてもらった。
さて、試合後はメキシコ料理屋で軽く打ち上げ。
私はビールを煽って勿論酔っ払い。
店を出て、マナブーのホテルでタクシー待ちする間、L・Aガールを疲労し、皆大満足!!
アメリカでも私は私であることが出来たという事である。