仙台から高速に乗り、津山(康成の地元)に向かう。
土屋の車には結構上等なナビが搭載されており、これなら安心。
目的地まで約40分くらいと表示。
土屋と会うのは龍君の結婚式以来だから・・2~3年ぶりか!?
当然 我々は昔話などで盛り上がり、時間の経つのも忘れていた。
そう。忘れていた・・。目的地付近の高速出口で降りるのも。
多分、優秀であるナビは、
「次のインターを降りなさい」
「目の前のインターを今すぐ降りなさい」
と、口を酸っぱくして言ってくれていただろう。
だが、そんなもの聞こえないくらい、話で盛り上がっていた。
気付くと、もう1時間は高速に乗っている。
「つーか、着かないね。もしかしたらインター通り越したか!?」
私達は不安になり康成に電話。聞けばもうとっくに目的のインターは通り越していた。
しかたなくどこかで降りて乗り直そうとしたときである。
「ねえ・・ココの高速、Uターンできそうでね!?」
フト、やや先を見ると、中央分離帯に隙間があるのが見えた。
それも車一台ちょうどUターンできそうな具合に。
-ご自由にUターンしてください-
急いでる私達には、その隙間がそう言っているふうにしか見えなかった。
それに後ろからも前からも、タイミング良く一台も車が見あたらない。
「やりますか!?」「やります。」
我々はアイコンタクトで言葉を交わし、目の前に迫り来る分離帯の隙間にゴーインに突入。
車は、軽く白煙とキキキーという音を立て、見事に逆ラインに乗ることに成功。
かくて無事に20分後くらいには康成家に到着することが出来たのだ。
画像は康成家で、到着後すぐに乾杯。
一枚目、私、土屋、康成、康成・長女ひなのちゃん、長男・康太郎君。
二枚目、康成に抱かれる次女・まりのちゃん。